この連携を利用するには IVRy を契約している必要があります。
IVRy連携のプレスリリースはこちら
https://plaid.co.jp/news/20220222/
導入を検討されている場合は、チャットサポートまたは営業担当までお気軽にお問い合わせください。
概要
株式会社IVRyが提供する電話自動応答(IVR)サービス「IVRy(アイブリー)」 との連携が可能となります。
本連携によりKARTEによって電話番号および顧客固有の認証コード(お客様番号)を任意のページにポップアップ表示させ、IVRyの電話自動応答においてその認証コードを顧客に入力してもらうことで、その顧客の過去および現在の行動データにあわせた電話によるコミュニケーションを実現するとともに、そのコミュニケーション自体も行動データとして蓄積・活用することができます。
実現できること
- IVR機能付きの電話番号をお客様に案内することができます
- お客様のWeb上での行動を確認しながら電話でサポートすることができます
- サポートした実績をKARTEのイベントとして記録することができます
連携イメージ
IVR機能付きのサポート電話をポップアップで案内
電話中にIVRyからKARTEへ遷移して顧客のWeb上での行動を可視化しながらサポート
連携の設定
連携を有効にするにはIVRyとKARTE両方に設定作業が必要となります。連携をご希望の場合はチャットサポートか営業担当よりお問い合わせください。
1. APIv2設定画面からIVRy連携用アプリを作成する
IVRyから電話の開始・終了をイベントとして記録するためにAPIv2のアプリを作成します。
基本的な作成手順はこちらをご参照ください。
スコープは track.event.write
, beta.track.event.writeAndExecAction
を追加お願いします。
※ もしAPIv2のアプリが作成できないなどありましたらお問い合わせください。
2. IVRy連携用アプリのアクセストークンをIVRy社の担当に連絡する
手順1で作成したアプリのアクセストークン と KARTEのプロジェクトID をIVRy社の担当者にご連絡をお願いします。
KARTEのプロジェクトIDは管理画面のURLから取得することができます。https://admin.karte.io/p/{project_id}
という構成になっているので、例えばhttps://admin.karte.io/p/123456
の場合は123456
がプロジェクトIDとなります。
※ api_key とは別のものになりますのでご注意ください。
3. IVRy接客テンプレートをプロジェクトにインポート
IVRy連携専用接客テンプレートをご用意しています。詳しくは営業担当よりご案内いたします。
ご案内したテンプレートを以下の画面からインポートします。
ナビゲーションメニュー > すべてのプロダクト > アクション > 接客テンプレートの画面を開いて「ファイルをインポート」ボタンを押下してファイルをインポート
4. 接客の設定
テンプレートを読み込んだ後に接客サービスを作成します。
接客アクションの編集画面を開くと「KARTEのプロジェクトID」欄があるのでここに手順2で取得したプロジェクトIDを入力します。
5. 検証
サポート電話を案内したいページに下記のような接客が表示されたら成功です。
FAQ
KARTEの管理画面で表示されるイベント名(ivry_start
またはivry_end
)がわかりにくい
KARTEのイベントは管理画面上の表示名を変更することができます。
イベント表示名の編集方法
1.KARTEの管理画面から ナビゲーションメニュー > すべてのプロダクト > インサイト > イベント
を開いていただいて、ivry_start
またはivry_end
の情報タブに遷移します。
- 「編集」ボタンを押下します。
- 表示名欄に任意の文字(例:電話を開始)を入力します。
- 「保存」ボタンを押下することで、KARTE内のイベント表示名を変更することができます。
(応用)KARTE Talk と組み合わせたより発展したコミュニケーション体験
KARTEのFAQテンプレートと組み合わせることでより最適なユーザー体験を実現できます。
FAQによる無人対応 -> チャットによる低コストの対応 -> オンコールの電話サポート
さまざまな状況にあわせてユーザーが一番必要としている情報を適度なコミュニケーション手段で提供することが可能になります。
注意事項
- IVRyの仕様に関しては、株式会社IVRyにお問い合わせください。