どうしてクリック数が少ないのでしょうか?
接客サービスの配信数に対し、クリック率は対象ユーザーや訴求内容によって大きく異なるため一概に何%が妥当、と判断することが難しいため 、クリック数が少ない、と感じられた時にその感覚が正しいものなのかという判断はできません。
ただ、以下のような要因により、クリックの機会を逸している可能性があるためご確認ください。
クリックイベントが計測できるアクションになっていますか?
クリックが一度も計測されていない場合、そもそもクリックの計測対象となっていない可能性があります。
こちらのとおり、計測対象はリンクを含むa要素のクリックとなっておりますので、カスタマイズされている接客の場合はHTML、スクリプト等をご確認ください。
十分な配信数が配信されていますか?
配信されている母数が高ければ、低いクリック率であってもその比率に応じてクリック数は上がります。またクリック率の数字の信頼度も上がり、それが低すぎるかの判断の妥当性も上がります。まずは、接客サービスの「アクションの効果」から配信数をご確認ください。
接客アクションの表示までの秒数設定が長すぎる設定ではありませんか?
アクションの表示までの秒数を設定している場合、接客サービスの配信条件に合致したユーザーに接客サービスが配信されてから、指定の秒数が経った後にアクションが表示されます。
つまり、接客サービスが配信されて接客数のカウントがついていても、必ずしもアクションが表示されているとは限りません。現状のKARTEの仕様では、表示までの秒数が設定されたアクションが実際に表示された数の計測は残念ながらできません。
1ユーザーに対する配信回数上限が厳しく設定されていませんか?
ユーザーがクリックをしたい、と思えるタイミングで配信することが大切ですが、その瞬間を正しく捉えた配信をするのは非常に難しいため、ユーザーがクリックしたいと思うタイミングで配信がされていることも大切です。
セッション毎やユーザー毎配信の場合、または閉じられた回数や表示された回数による配信上限を設けている場合、ユーザーが一度配信を受けたタイミングでクリックに繋がらなかった場合、次に接客サービスが配信されるまで時間が空いてしまう/配信が二度とされないためクリックの機会が少なくなってしまいます。
アクションが訴求内容を簡潔に伝えられていますか?
配信ができていても、対象ユーザーに対し魅力的な文言とクリエイティブで訴求をしないとクリックに繋がりません。複数のアクション案を作成し、クリエイティブや訴求文言の差によるクリックへの影響などを検証してみてください。
また、アクションの表示の大きさなども、見やすい大きさかなど今一度見直していただくと良いかもしれません。訴求内容が正しく伝わっていない、クリッカブルに見えない、表示が小さすぎるなどクリエイティブがクリックに与えうる要因には様々なものが考えられます。
どうしたらクリック数をあげられるのでしょうか?
接客サービスの配信数が少ない場合は、下記「関連するFAQ」からサポートサイト「配信数が少ない要員として何が考えられますか?」をご参照いただきながら、配信数を伸ばすよう接客サービスの設定を確認・調整してください。
それなりの配信数があるにも関わらずクリック数が低いと感じるようでしたら、接客アクションのクリエイティブの見直しもご検討ください。