1つの接客サービスに複数のアクション、もしくは未実施時を設定した場合、設定された配信率に応じて配信されますが、配信結果が指定した比率になっていないことがあります。
そういった場合、下記の点をご確認ください。

アクションで、表示設定の表示・非表示タイミングを使用している

null
上記の表示・非表示設定を使用している場合、その条件を満たさない限り接客が表示されませんので、設定を使用していない他のアクションや未実施時よりも接客数が少なくなります。

接客サービスの配信条件に合致したユーザーは、その後アクションに設定された配信比率に基づきどのアクション案が配信されるか決定され配信がされます。
例えばこの時点でA案とB案が50%ずつの比率で設定されていた場合、その比率に基づき配信対象条件に合致したユーザーの50%ずつがそれぞれの案の配信を受けます。
ただし、アクション内の設定で、実際にクリエイティブが表出するまでの時間やスクロール率を設定した場合、その条件に満たさず離脱し結果、表示を一度もされないケースがあります。これにより、実際の配信数に偏りが生じます。

ページ上の特定の条件でのみ表示されるテンプレートを使用している

同様に、特定条件でのみ表示されるよう設定されたアクションの接客数は、一般的に少なくなります。

(例)

  • 閲覧人数を表示するテンプレートを使用している場合

これらのテンプレートには、表示最小人数(これより少ない人数しか閲覧してない場合は表示しない)の設定がありますので、接客数が減ります。

  • スクリプトで、表示の条件を指定している場合

ユーザー情報変数を使用しており、デフォルト値を設定していない

アクションで、ユーザー情報変数を使用している場合は、本項もご確認ください。
ユーザー情報変数の仕様として、デフォルト値が指定されていない場合、対象ユーザーにそのデータが存在しない場合は表示されません。
例えば、ユーザーの名前を表示して挨拶する接客を作成した場合、ユーザーの名前をまだ取得していない場合は表示されません。
このため、ユーザー情報を使用しており、デフォルト値を設定していないアクションについては、他のアクションや未実施時に比べると接客数が減ります。

(例)

  • 直近閲覧履歴テンプレート
    履歴が存在しないと表示されない設定になっている場合、過去にアイテムページを見たことがない人には表示されないので、配信数が減ります。

配信停止上限が設定されている

「xxされたら配信を停止」系の配信停止上限が接客サービスに設定されている場合、未実施時よりも接客数が減る可能性があります。

(例)

  • 閉じられた回数で配信を停止

未実施時側は閉じるボタンがないので配信は停止されませんが、接客側は条件を満たせば配信を停止します。
結果として、未実施時側の接客数が多くなります。

途中で配信率を変更している

期間内で、現在と異なる配信率で公開しており、その後現在の配信率に変更した可能性もあります。
接客サービスの変更履歴で過去の設定が確認できますので、ご利用ください。