概要
接客サービスにゴールを設定すると、そのゴール数が集計されますが、数だけでなくその中身が知りたくなることがあります。
たとえば、
- 購入をゴールにした場合、どのカテゴリの商品が購入されたのか
- メルマガの登録をゴールにした場合、どの種類のメルマガが登録されたのか
本機能は、ゴール数のうち、その中の値別でゴール数を集計できる機能になります。これにより上記の、購入されたカテゴリとその購入数、登録されたメルマガとその登録数が接客サービス毎に把握できます。
画面
接客サービス詳細画面の「ゴールの詳細(β版)」タブから確認できます。

集計の仕様
ゴールの詳細タブでは、指定したフィールドの値ごとに、ゴールイベントの発生回数を集計します。
前提として、次の2条件を満たす必要があります。
- ゴール機能のゴールであること。ただのイベントでは集計できません。ゴール機能のゴールとして登録頂く必要があります。
- 集計したい軸の値が、ゴールに指定したイベントで送信されていること。購入した商品のカテゴリ、登録したメルマガの種類等が、実際にKARTEで計測されている必要があります。
集計の仕組み
- ゴールイベントが発生するたびに、指定したフィールドの値でカウントする
- 同一セッション内で複数回ゴールした場合、それぞれの発生をカウントする
- 指定したフィールド内の値が同じ場合、1回のみカウントする
- フィールドの値が計測されていない場合はカウントされない
具体例
「購入」をゴールに、「items.name」(商品名)をフィールドとして指定している場合
| 状況 | 集計結果 |
|---|---|
| 同一セッションで商品A、商品Bを購入 | 商品A: 1回、商品B: 1回 |
| 同一セッションで商品Aを2回購入 | 商品A: 1回 |
購入イベント発生、ただしitems.name未計測 |
0回(集計されない) |
注意点
フィールド値が「0」の場合
フィールドの値が「0」の場合はフィールド値別のゴール数の集計から除外されます