KARTEでは、LINEのMessaging APIチャネルと相互に連携することでLINEからメッセージ配信を行うことができます。ここでは、LINE連携のために必要な初期設定について説明します。LINEとのID連携のための初期設定については、こちらを参照してください。

前提

LINE公式アカウントの作成が必要です。未作成の場合は、事前に作成してください。作成方法については、こちらを参照してください。

KARTEからLINEメッセージを送るための設定

KARTEからLINEメッセージを配信するためには以下の設定をしてください。

1. Messaging APIの利用の有効化

Messaging APIが有効化されていない場合は、LINE Official Account ManagerでMessaging APIの利用を有効にしてください。詳細については、こちらを参照してください。
有効にすると、Messaging APIチャネルが指定したプロバイダに対して作成されます。

2. Messaging APIチャネルの設定

作成したMessaging APIチャネルを開き、「Messaging API設定」タブを開いてください。


以下を設定してください。

• チャネルアクセストークン
  • 「発行」ボタンより発行してください

3. KARTEのプラグイン設定

KARTE側の設定をします。「ストア > アプリ設定 > Talk LINE」で以下を設定してください。

Messaging APIチャネルのChannel ID
Messaging APIチャネルの チャネル基本設定 > チャネルID の値（LINE Developersコンソールで確認できます）

Messaging APIチャネルのChannel Secret
Messaging APIチャネルの チャネル基本設定 > チャネルシークレットの値（LINE Developersコンソールで確認できます）

Messaging APIチャネルのチャネルのアクセストークン
Messaging APIチャネルの Messaging API設定 > チャネルアクセストークン の値

クリックトラッキングの制御
KARTEから送信したLINEメッセージ内のURLをクリックしたことをイベントとして計測します。また、LINE IDと遷移先のブラウザのvisitor_idを紐づけることも可能です。
以下３つのモードが存在します。

ご注意ください

2023年10月現在、接客サービスからJSONを直接指定してLINEメッセージを送る「direct json template」テンプレートを利用したLINEメッセージ送信を利用した場合は残念ながらクリックトラッキングが機能しません。 また、KARTE Messageßでの配信についてはこの設定を参照しません。

Messaging APIチャネルからKARTEへのWebhook連携

Messaging APIチャネルの設定で「Webhookの利用」を設定することによって、公式アカウントへのメッセージ送信や友だち追加など、LINE上のユーザー行動をKARTEにリアルタイム連携することができます。

ご注意ください

KARTE MessageßでLINEメッセージを配信する場合、本設定は実施しないでください。 MessageßでもLINE上のユーザー行動をKARTEに連携したい場合は、KARTE Craftを利用してください。

【参考】https://solution.karte.io/blog/2024/10/line-messaging-api-send-event/

1. Messaging APIチャネルの設定

作成したMessaging APIチャネルを開き、「Messaging API設定」タブを開いてください。
以下を設定してください。

• Webhook URL
  • https://t.karte.io:443/hook/#{APIKey}/line/line_message を追加してください
  • #{APIKey} には KARTEの APIキー を設定してください
• Webhookの利用
  • 有効にしてください

2. KARTEのプラグイン設定

KARTE側の設定をします。「ストア > アプリ設定 > Talk LINE」で以下を設定してください。

顔画像と名前をLINEから取得するかどうか
ユーザーがLINEのプロフィールに登録している名前とプロフィール画像を取得します。

取得する際は 有効化 にチェックを入れてください。