特定の接客サービスを受けたユーザーを配信対象/対象外とするには、特定の接客サービスを受けたことがあるユーザーのセグメントを作成し、対象ユーザーの設定にてそのセグメントを配信対象として指定/除外します。

その際のセグメントの作成方法は下記2方法ですが、それぞれにメリットとデメリットがあるためご理解の上で、いずれかの方法でセグメントを作成してください。

  1. 特定の接客サービスを受けたことをフィルタイベントとして設定し、セグメント作成後で対象ユーザーの選択で制御
  2. フィルタイベントを作成せずに特定の接客サービスを受けたユーザーのセグメントを作成

注意事項
1.の場合、イベント作成後に接客サービスの配信を受けたユーザーのみがセグメントの判定対象となります。イベント作成以前に合致する行動を取っていたユーザーは含まれません(イベントがさかのぼって発生しないため)。

イベント作成以前に特定の接客サービスを受けたユーザーについては2.の方法でセグメントに含むことができますが、条件に含むことができるのが、過去に受けた接客サービスの上位30件または直近で受けた接客サービスの30件以内に対象の接客サービスが含まれていない場合は対象範囲にふくまれせん。

応用
特定の接客サービスを閉じた、クリックしたユーザーもこの方法の応用する(条件に使用するイベントを「接客サービスを表示」ではなく「接客サービスを閉じる」や「接客サービスをクリック」に変更してする)ことができます。

特定の接客サービスを受けたことをフィルタイベントとして設定し、セグメント作成後で対象ユーザーの選択で制御

  1. 特定の接客サービスを受けた際に任意のイベントを発生させる(フィルタイベント)
    特定の接客サービスをユーザーが受けた時に任意のイベントを発生させるには、フィルタイベントの機能を使います。

例:testという接客サービスを受けたイベントが発火するように設定する
null

  1. 特定の接客サービスを受けたユーザーのセグメントを作成する
    1で作成した任意のイベントが1回以上発生したというセグメントを設定します。赤枠の中には1で作成した任意のイベント名を指定ください。
    null
  2. 対象ユーザーの選択をする
    2で作成したセグメントを対象ユーザーで選択する。

イベントを作成せずに特定の接客サービスを受けたユーザーのセグメントを作成

testいう接客サービスを受けたユーザーのセグメントを作成いただくには以下のような設定となります。

null

「上位30件」の箇所については「直近30件」の指定でも問題ございません。
ただし、上位30件または直近30件から、対象の接客サービスが抜けた場合はセグメントからユーザーが抜けてしまうことがあります。(例えば対象の接客を受けてから30件以上別の接客サービスを受けていた場合、「直近30件」から抜けてしまうためセグメントからも抜けてしまいます)
これを完全に防ぐためには上記のフィルタイベントを用いたセグメントの作成をしてください。

ここで、「最新の値」を利用してしまうと、直近で受けた接客サービスが対象の接客サービスだった場合のみセグメントに合致します。つまり、対象の接客の配信を受けてセグメントに合致しても、別の接客サービスの配信を受けたときにセグメントから外れてしまいますのでご注意ください。