概要

今月誕生日のユーザーが来訪した際にカスタムイベントを計測し、当該イベントを起点に接客サービスを配信する方法をご案内します。

背景

ユーザータグで誕生月(birth_month)が連携されている場合、
ユーザー情報のbirth_monthの値が**に等しい
という形でセグメントを作成し、12ヶ月分の接客サービス(計12個)を作成することで実装が可能です。
このドキュメントでは、ユーザーが来訪した際に今月誕生日かを判定し、当該ユーザーのみを接客対象とする接客サービス1つで対応する(別途スクリプトの接客サービスの配信が必要)方法をご案内しています。

前提条件

  • ユーザータグで、birth_month または birth_date が連携されていることが前提になります。
    (紐付けテーブルを利用した場合でも問題ありません。)
  • データの形式は、ユーザータグリファレンスに記載した形式で連携してください。

手順

手順は大まかに以下の3工程です。

  1. 今月誕生日を判定するスクリプトを配信
  2. 今月誕生日のユーザーをセグメント
  3. 接客サービスの対象ユーザーに2.のセグメントを指定

設定方法

1. 今月誕生日を判定するスクリプトを配信

利用するテンプレート
テンプレートカテゴリー『スクリプトを実行する』の 今月誕生日の方にカスタムイベントを発生させるスクリプト というテンプレートを使用します。

アクションの設定
送信するイベント名を指定します。デフォルトでは、visit_in_birth_month と指定されています。
イベントで使用できないイベント名、フィールド名、フィールド値

対象イベント / 配信トリガーの設定
配信トリガーは以下のように指定してください。
null

対象イベント / 配信トリガーの設定
※ 「 2. 今月誕生日のユーザーをセグメント 」を作成後に行ってください。
「 2. 今月誕生日のユーザーをセグメント 」で作成したセグメントを「次を除く」で指定してください。
(「閲覧」発生のたびに visit_in_birth_month が計測されることを防ぐためです。 )

2. 今月誕生日のユーザーをセグメント

1.で作成したスクリプトを配信し、イベントが計測されたことが確認できましたら、以下のセグメントを作成してください。

最新のセッション > visit_in_birth_month > 送信日時 の > 最新の値 が > 存在する
null

3. 接客サービスの対象ユーザーに2.のセグメントを指定

今月誕生月のユーザーに配信したい接客サービスの対象ユーザーに2.のセグメントを指定してください。

設定は以上です。
お疲れさまでした!