取引関連ページに長時間滞在しているユーザーに対して、決済画面への誘導ボタンを表示し、取引利便性を改善するための施策の設定方法をご案内します。
- 作成難易度:★☆☆
- 必要なイベント:閲覧(view)、取引・決済の完了にあたるイベント
施策の概要
- 目的:決済画面への誘導ボタン(注文/購入/決済など)をフッターに常時固定し、取引利便性を改善
- ゴール:取引・決済の完了
- 主なターゲット:取引関連のページに長時間滞在しているユーザー
- 接客を表示するページ:取引関連ページ
設定方法
手順1:接客テンプレートの選択
左メニューバーの「すベてのプロダクト > ストア > シナリオストア」 より、「サイトに長期滞在しているユーザーへ注文ボタンを表示」というテンプレートを検索窓で検索し、「さっそく利用してみる」をクリックしてください。
ボタンの数やレイアウトを変えたい場合は、エレメントビルダーをご利用ください。
- 接客サービス作成画面の「アクションを追加」をクリック
- ユーザーに「見せる」をクリック
- 一覧から「固定バー(エレメントビルダー対応テンプレートという文言付き)」のテンプレートを選択
※エレメントビルダー を利用したい場合は、チャットサポートもしくは営業担当にお問い合わせください。
・エレメントビルダー
https://support.karte.io/post/67aMq2qoqXQMw6WaDL22Vl
※シナリオテンプレートが改修などにより無くなる可能性もある点ご留意ください。
手順2:アクションの編集
ポップアップで使う画像、テキスト、リンク先の設定などを行ってください。
接客サービス編集画面で追加したアクションの「編集」ボタンをクリックすると、アクション編集画面に移動することができます。
ここで、以下を参考に取引関連のページに長時間滞在しているユーザーに対してポップアップを表示させるという設定を行ってください。
▼ページの閲覧時間によるポップアップの表示設定方法
・アクション設定の「表示設定 > 表示・非表示タイミング > 時間で制御」を選択
・「表示までの時間」の「時間による表示を有効化」にチェックを入れて、任意の秒数(=ポップアップを表示させるタイミング)を入力
基本的なアクションの編集方法の詳細については、以下をご覧ください。
https://support.karte.io/post/5EoIkbQzbRxZpExRWdATwq
エレメントビルダーを利用する場合のアクション編集方法はこちら
https://support.karte.io/post/67aMq2qoqXQMw6WaDL22Vl#2-0
手順3:接客サービスの設定
接客配信の条件を設定します。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって条件はカスタマイズしてください。
※現在ないゴールやセグメントについては、以下の設定例を参考に新規作成してください。
ゴール
- 対象のゴール(取引・決済の完了)を選択
- ※取引・決済の完了にあたるイベントが存在している場合のゴール設定条件例
- ゴールタイプ:イベント
- イベントを選択:該当のイベント
- ※イベントが存在しない場合のゴール設定条件例
- ゴールタイプ:ページ閲覧
- ページ条件を指定:閲覧ページのパス > 次を含む(部分一致)> 該当ページのURL(取引完了ページなど)
- ※取引・決済の完了にあたるイベントが存在している場合のゴール設定条件例
- 対象のゴール(取引・決済の完了)を選択
対象ユーザー
- 全員
- ※「手順2:アクション編集」で長時間閲覧しているユーザーを既に設定しているので、対象ユーザーは全員で問題ありません
対象イベント
- 配信トリガー
- 閲覧イベントで設定 > 閲覧ページのURL > 次を含む(部分一致) > 取引関連ページのURL
- 配信トリガー
配信頻度
- アクセス毎
※ゴールの具体的な作成方法は、ゴールの設定方法をご参照ください。
※その他の設定については、施策の意図に応じて設定ください。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって設定条件はカスタマイズしてください。
配信前のチェック
- 未実施グループを設定しましょう
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 「配信率」設定の方法・仕様:https://support.karte.io/post/6I6WF9zWxbAGesUN9KbeCu
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 公開前にテスト配信をしましょう
- 以下を参考に必ずテスト配信を実施し、接客に問題がないか確認しましょう。
- 特定ユーザーにのみテスト配信することはできますか?:https://support.karte.io/faq/64kMz95EExPt5RdnmdcTk1
- 以下を参考に必ずテスト配信を実施し、接客に問題がないか確認しましょう。
接客効果の振り返り
以下を参考に接客効果の振り返りをしてください。
▼接客サービスの結果確認画面の見方
・アクション別に結果を比較する
https://support.karte.io/post/4dS0dt9F779KwCrPOm7Sq1
・接客サービス詳細「効果の分析」タブの見方
https://support.karte.io/post/17Fj6yNl4UWguEQJfbVTxm
▼接客サービスの振り返りのコツが分かる How to動画(KARTE Academy)
https://academy.karte.io/courses/1875613