"KARTEを使って実施できるウェブ接客のシナリオ事例です。各事例には必要なセグメントの準備、セグメントや配信ページの例も掲載しています。それぞれのシナリオにあった接客アクションを作成して、以下の事例を参考にして設定してみてください。
カート落ちをしたお客様が再来訪したときの接客サービス
カスタムイベントでカートへ遷移したときをイベントとすることで、カートに遷移してそのまま離脱してしまったお客様が再来訪したときにお客様へ「前回購入忘れの商品がありますよ」というご案内をすることができます。
必要な準備
カスタムイベントタグの設置
- 参考リンク:カート落ち/カート内金額を計測する
カート遷移ユーザーのセグメント作成
- すべての期間 > cart > status > 最新の値 > true
接客サービスの設定サンプル
対象ユーザー
- 上記で作成したカート遷移ユーザーのセグメント
対象イベント
- セッション内のページビュー数が1PV目
ストア施策事例
接客シナリオ:カート落ちユーザー対策!再来訪時にカート商品をリマインド
離脱中にカートが空になったお客様が再来訪した際に接客サービスを配信したくない場合
サイトのセッション失効などが理由で、お客様がサイト離脱中にカートが空になってしまうケースがあります。
上述の設定サンプルのように対象イベントとして「セッション内のページビュー数が1PV目」を指定していた場合、1PV目ではカートが空になったことを KARTE が検知できず、既にカートが空になったお客様に対して再来訪時に接客サービスが配信されてしまうことがあります。
参考: KARTEにおける「セッション」の定義を教えてください
サイトのセッションの仕組みによって対応は異なりますが、上記に対応するための設定例を以下に記載します。
サイトのセッションが n分 で切れる(失効する)場合
サイトのセッションが一定時間で切れる(=カートの商品がリセットされる)場合の対応について記載します。
[必要な準備]
- 以下のセグメントを作成
- カート内に未購入商品があるままサイトを離脱しn分以上経過していないユーザー
- 参考: かご(カート)落ちユーザーに対して施策を行う
[接客サービスの設定サンプル]
対象ユーザー
- 上記で作成したセグメント
対象イベント
- セッション内のページビュー数が1PV目"