セミナーやイベントの参加ユーザーに対して、次のコンバージョンに繋げるアフターフォローを実施するポップアップ施策の設定方法をご案内します。
- 作成難易度:★★☆
- 必要なイベント:閲覧(view)、ユーザー情報(identify)
- 相談会申込・直接商談件数(取得できれば) ※ゴール設定のため
施策の概要
- 目的:相談会申込・直接商談件数の向上
- ゴール:相談会申込・商談申込
- 主なターゲット:セミナー参加ユーザー
- 接客を表示するページ:ログイン後TOP
設定方法
手順1:セミナー参加者リストをKARTEに紐づける
※前提として、セミナーに実際に参加したかどうかの情報が KARTE外にある場合、紐付けテーブルという機能を使って、「セミナーの参加者情報をKARTEのユーザー情報に紐付ける」ことができます。
まず、セミナー参加者リストのデータをKARTEのユーザー情報に紐づけるため、紐付けテーブルに格納し、紐付け設定をします。
その際紐づけるセミナー参加者リストのデータは、user_id を 主キーにし、横持ちの表形式でデータ生成をしてください。
その後、生成したデータをcsvアップロードし紐付けを行います。
紐付け設定自体は、グローバルメニュー > Insight > 紐付けテーブル から設定します。
紐付けテーブルの詳細設定方法は、以下サポートサイトをご覧ください。
▷ユーザーにデータを紐づける(CSVファイルを直接アップロードする場合)https://support.karte.io/post/1k9iwpl1hTMjArbpi8KGYd
▷紐付けテーブルとは
https://support.karte.io/post/4V76PyeflvwR4fCQPhjFqa
▷紐付け設定の仕様
https://support.karte.io/post/gnXXLHX7YXCJvEgPh0JSQ
【KARTE Datahubをご契約の場合】
KARTE Datahubを利用し、セミナー参加者リスト情報のデータを定期的に自動でKARTEに取り込み、紐付けテーブルを作成することが可能です。
▷ユーザーにデータを紐付ける(空の紐付けテーブルに外部データ連携機能を使って取り込む場合)https://support.karte.io/post/Swf5ZAD2DqQrwY7eGxQjS
▷ユーザーにデータを紐付ける(空の紐付けテーブルにジョブフローを使ってエクスポートする場合)
https://support.karte.io/post/46iSEQOnUxvZxB33hQ38Fp
手順2:紐付けたユーザーデータをセグメントに活用する
セグメント画面で「セグメント作成」ボタンをクリックし、設定画面を開き、以下のように操作してください。
- セグメント名を入力する
- セグメントの追加先フォルダを指定する
- 条件設定を以下のようにする
- すべての期間>identify>(今回紐付けをした)セミナー参加情報のフィールド名>最新の値>次に等しい(完全一致)>値を入力
- 保存する
※なお、紐付けテーブルの情報を参照したセグメントの作成時は、推計ユーザー数は「0名」になります。
▷セグメントの条件を確認する
https://support.karte.io/post/6aqvIP2L3cw8DjYD8IEmWS#1-2
手順3:接客テンプレートの選択
接客サービス一覧画面で「作成」ボタンをクリックし、接客サービス作成画面を開いたら、以下のように操作してください。
- 接客サービス作成画面の「アクションを追加」をクリック
- ユーザーに「見せる」をクリック
- 一覧からテンプレートを選択(おすすめのテンプレート:画像付きリスト(横)>Image List Horizontal 02)
※訴求したいコンテンツによって、テンプレートはご自由に選択ください。
※PC/SPの使用可否は、テンプレート選択時にご確認ください。
※おすすめテンプレートが改修などにより無くなる可能性もある点ご留意ください。
手順4:アクションの編集
ポップアップで使う画像、テキスト、リンク先の設定などを行ってください。
接客サービス編集画面で追加したアクションの「編集」ボタンをクリックすると、アクション編集画面に移動することができます。
アクションの編集方法の詳細については、以下をご覧ください。
https://support.karte.io/post/5EoIkbQzbRxZpExRWdATwq
※エレメントビルダーを使用すると、より柔軟なアクションのカスタマイズが可能です。エレメントビルダー を利用したい場合は、チャットサポートもしくは営業担当にお問い合わせください。
手順5:接客サービスの設定
接客配信の条件を設定します。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって条件はカスタマイズしてください。
※現在ないゴールやセグメントについては、以下の設定例を参考に新規作成してください。
ゴール
対象のゴール(相談会申込・商談申込)を選択
▼ ゴールの作成方法イメージ
- 例1:申込完了ページの閲覧イベントを取得できる場合
- ゴールタイプ:ページ閲覧
- ページ条件を指定:閲覧ページのパス>次を含む(部分一致)>該当ページ(申込完了ページ)のURL
- 例2:申込のカスタムイベントを取得できる場合
- ゴールタイプ:イベント
- 該当するイベントを選択
- 例3:申込状況をKARTEで取得できない場合
- 事前準備
- 申込状況をKARTEのユーザー情報に紐付ける(前述の紐付けテーブルの作成方法を参照)
- 上記で紐付けたテーブルを参照し「申込完了」ユーザーのセグメントを作成
- ゴールタイプ:セグメントに入る
- 上記2のセグメントを選択
- 事前準備
- 例1:申込完了ページの閲覧イベントを取得できる場合
対象ユーザー
- セグメントを追加>該当のセグメント(手順2で作成したセグメント)を選択
対象イベント
- 配信トリガー
- 閲覧イベントで設定>閲覧ページのURL>次に等しい(完全一致)>表示させたいページのURL
- 配信トリガー
※ゴールの具体的な作成方法は、ゴールの設定方法をご参照ください。
※その他の設定については、施策の意図に応じて設定ください。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって設定条件はカスタマイズしてください。
配信前のチェック
- 未実施グループを設定しましょう
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 「配信率」設定の方法・仕様:https://support.karte.io/post/6I6WF9zWxbAGesUN9KbeCu
- 公開前にテスト配信をしましょう
- 以下を参考に必ずテスト配信を実施し、接客に問題がないか確認しましょう。
- 特定ユーザーにのみテスト配信することはできますか?:https://support.karte.io/faq/64kMz95EExPt5RdnmdcTk1
接客効果の振り返り
以下を参考に接客効果の振り返りをしてください。
▼接客サービスの結果確認画面の見方
・アクション別に結果を比較する
https://support.karte.io/post/4dS0dt9F779KwCrPOm7Sq1
・接客サービス詳細「効果の分析」タブの見方
https://support.karte.io/post/17Fj6yNl4UWguEQJfbVTxm
▼接客サービスの振り返りのコツが分かる How to動画(KARTE Academy)
https://academy.karte.io/courses/1875613