KARTEを使って実施できるウェブ接客のシナリオ事例です。各事例には必要なセグメントの準備、セグメントや配信ページの例も掲載しています。それぞれのシナリオにあった接客アクションを作成して、以下の事例を参考にして設定してみてください。

カート内の合計金額を見てあと「もう少しの購入で送料無料」のご案内

例えば、5,000円以上で送料無料になるサイトで、お客様のカート内投入金額が4,500円だったとするとあと500円の何かを購入していただければ、サイト側は売り上げが向上しお客様は送料が無料になります。カート内の金額を計測することで、こういった状況のお客様に対して、「もう少しの購入で送料が無料になります」というご案内を自動的に実施できます。ご案内にあわせて比較的安価で購入しやすいアイテムページのリンクをつけてあげるのも親切な接客サービスです。購入手前であと一つ購入してみようか、という気持ちになってもらえるとお客様1人あたりの売り上げ単価向上にもつながります。

こちらの施策を実施することで購入単価が30% - 40%向上した事例もあります。

必要な準備

  1. カスタムイベントタグの設置

  2. セグメントの作成
    カート内合計金額が4,000円〜4,999円のユーザーをセグメントするための設定条件は以下の通りです:

    • すべての期間 > cart > price > 最新の値 > 4,000 > 次の値以上
    • すべての期間 > cart > price > 最新の値 > 5,000 > 次より小さい

接客サービス設定のサンプル

  • 対象ユーザー

    • ビジター・メンバー
    • カート内合計金額が4,000円〜4,999円
  • 配信イベント

    • カートイベントが発生したことを配信トリガーに設定
      • 設定例)その他のイベントで設定 > カート(cart) > 送信日時(date)> 存在する

接客サービスアクションのサンプル

  • ユーザーに「見せる」>「カード」タイプのテンプレートを使用

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ストア施策事例

接客シナリオ:送料無料までの差分金額と該当商品をレコメンド
※こちらの施策を実施する場合はシルバーエッグ・テクノロジー社のアイジェント・レコメンダーを導入していることが前提になります。

接客シナリオ:【ストア】送料無料までの金額に応じた商品をおすすめし、顧客単価アップ
※こちらの施策を実施する場合はHTML/CSS/JavaScriptと基礎的なSQLの知識が必要です