概要
カート商品のアイテムに応じて、特定金額(例:総額5,000円で送料無料など)に応じた、差分金額の表示とその金額に応じたレコメンドを実施します。
はじめる前に
以下の準備が事前に必要になります。
KARTE Datahubのオプション契約と商品マスタの連携
- KARTE Datahubを利用します。詳細については、KARTE Datahubとはをご覧ください。
カートイベント(cart)の実装
- カートイベントの実装については、カートイベントの計測をご覧ください。タグ・イベント設計書の「web向けEC」のカートイベントも合わせてご参照ください。
アイテム閲覧イベント(view_item)の実装
- 閲覧商品情報ページの実装については、閲覧商品情報を計測するをご覧ください。タグ・イベント設計書の「web向けEC」の商品ページ閲覧(推奨)も合わせてご参照ください。
利用の手順
以下の設定手順に従い接客サービスの設定を行います。
- KARTE Datahubを利用した商品マスタの連携
- 接客サービスの設定
商品軸レコメンドテーブルの連携
以下のサポートページに従って設定を進めてください。
接客サービスの設定
以下の手順に従って設定を進めてください。
1. ストアより「送料無料までの金額に応じた商品をおすすめし、顧客単価アップ」という接客シナリオをインストールします。
2.接客サービスの設定
- アクション(表示タイプ)の選択
- 2種類(PC/SP)のアクションがインストールされます。どちらかをサイトに合わせ選択ください。
アクションの設定
- 送料無料(表示するアイテムの金額差分)までの金額を入力します
- 配送料無料になる金額:送料無料になる金額-カート内の総合金額(price)=表示する商品の最低金額
- 商品の超過上限額:表示する商品の最低金額から+超過上限額を指定します
- 「アクションテーブル」より連携した商品軸レコメンドのテーブルをご指定ください。
注1: 商品軸のレコメンドを表示するの手順にもとづいて商品軸レコメンドの連携が完了しているとします。
- 「アクションテーブルクエリ」の設定
※補完(ランキング)を実施する場合、レコメンド(ユーザー軸/商品軸)商品数が少ない場合、ランキング商品の補完を実施するを参考に設定願います
「データ管理」の「ユーザー情報変数」を以下のように設定してください。
(必須)カート内アイテム(cart)イベントより、商品ID(item_ids)を取得します。
(必須)カート内アイテム(cart)イベントより、カート内金額(price)を取得します。
- (任意)過去購入した商品を、除外したい場合、以下の指定を設定ください。
- 対象ユーザーや対象イベントを任意に設定してください。
- 注)表示用の接客サービス配信時の注意点
- 基本的には常にサイトに常設する形で「アクセス毎」に配信することを推奨いたします。
- 注)表示用の接客サービス配信時の注意点