サーチを利用するユーザーは特定の商品を探しているモチベーションの高いユーザーと捉えられます。検索結果が0件の場合には、サーチ機能のヒントや人気キーワードの提示等でケアをすることが重要です。
- 必要なイベント:閲覧(view) /検索結果0件(no_search_results)
- 検索結果0件イベントは特定文字列がページ上に表示されていることが前提
- この「接客シナリオ」は、アプリには対応しておりません
- 「埋め込み」機能のオプション契約が必要です
施策
- 目的:検索結果0件の際に検索のヒントや人気キーワードでケアする
- ゴール:回遊(接客のクリック)
- 主なターゲット:検索利用時に0件の結果
- 接客を表示するページ:サーチ結果ページ
概要
- 検索結果0件を検知してイベントを発火
- 発火したイベントを配信トリガーとしてコンテンツ(ヒント、キーワード)を表示
設定方法
手順1:検索結果0件のイベント
すでに検索結果0件を検知できるイベントが存在する場合は設定の必要はありません。
こちらでは、コンテキストイベントを利用した検索結果0件イベント発火方法を示します。
- 検索結果0件時に特定文字列がページ上に表示(例:検索結果がありませんでした)されていることを前提
- コンテキストイベントの「検索結果0件」を利用してイベントを発火
- コンテキストイベント及び詳細の設定についてはこちらを事前にご確認ください
- 例:検索結果0件時に、特定箇所(セレクタ)に「検索結果がありませんでした」が表示
- CSSセレクタ:特定の文字列が表示されるセレクタ
- テキスト値:検索結果がありませんでした
- コンテキストイベントの「検索結果0件」を利用してイベントを発火
コンテキストイベント以外に、スクリプト配信でもイベント発火などでも設定は可能です。
手順2:接客テンプレートの選択
左メニューバーの「すベてのプロダクト > ストア > シナリオストア」 より、「検索結果0件の際に検索のヒントや人気キーワードで回遊を促す」というテンプレートを検索窓で検索し、「さっそく利用してみる」をクリックしてください。
※シナリオテンプレートが改修などにより無くなる可能性もある点ご留意ください。
手順3:アクションの編集
ポップアップで使う画像、テキスト、リンク先の設定などを行ってください。
接客サービス編集画面で追加したアクションの「編集」ボタンをクリックすると、アクション編集画面に移動することができます。
「検索のヒント」の設定
- 「ヒントエリアを表示」より、エリア自体の表示/非表示が可能
- 「アクション設定」より、検索のヒントのコメントを変更可能
「人気のキーワード」の設定
- 「キーワードエリアを表示」より、エリア自体の表示/非表示が可能
- 複数のキーワードを手動で入力可能
- 「帽子」の検索リンク先が「
https://example/search/?searchItem.KEYWORD=帽子
」を想定
(※検索リンクの仕様が違う場合は、カスタマイズが必要)- キーワード:帽子 ※複数登録可能
- キーワードリンクベース:
https://example/search/?searchItem.KEYWORD=
- 「帽子」の検索リンク先が「
設置場所
- 「埋め込み設定」より、埋め込み先CSSセレクタを指定
- 埋め込み機能の詳細はこちら
アクションの編集方法の詳細については、以下をご覧ください。
https://support.karte.io/post/5EoIkbQzbRxZpExRWdATwq
手順4:接客サービスの設定
接客配信の条件を設定します。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって条件はカスタマイズしてください。
※現在ないゴールやセグメントについては、以下の設定例を参考に新規作成してください。
ゴール
- 対象のゴール(詳細を確認するボタン押下)を選択
- 詳細を確認する押下のゴール設定条件例
- ゴールタイプ:条件付きイベント
- 条件を指定:「接客サービスをクリック>接客アクション名>次に等しい(完全一致)」で該当接客のアクション名を入力
- 詳細を確認する押下のゴール設定条件例
- ※クリック数やクリック率自体は、ゴールの設定がされていなくても確認できますが、ゴールを設定頂くことで、より柔軟な分析ができます
- 各接客サービス画面の「効果の分析」タブで、セッション以外の効果計測期間が指定できる
- ゴールレポート(β版)が利用できる
- 対象のゴール(詳細を確認するボタン押下)を選択
対象ユーザー
- すべて
- 配信トリガーで検索結果0件を指定するため実質検索結果0件に絞られます
- すべて
対象イベント
- 配信トリガー
- 検索結果0件(no_search_results) > 存在する
- 配信トリガー
配信頻度
- アクセス毎
※ゴールの具体的な作成方法は、ゴールの設定方法をご参照ください。
※その他の設定については、施策の意図に応じて設定ください。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって設定条件はカスタマイズしてください。
配信前のチェック
- 未実施グループを設定しましょう
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 「配信率」設定の方法・仕様:https://support.karte.io/post/6I6WF9zWxbAGesUN9KbeCu
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 公開前にテスト配信をしましょう
- 以下を参考に必ずテスト配信を実施し、接客に問題がないか確認しましょう。
- 特定ユーザーにのみテスト配信することはできますか?:https://support.karte.io/faq/64kMz95EExPt5RdnmdcTk1
- 以下を参考に必ずテスト配信を実施し、接客に問題がないか確認しましょう。
接客効果の振り返り
以下を参考に接客効果の振り返りをしてください。
▼接客サービスの結果確認画面の見方
・アクション別に結果を比較する
https://support.karte.io/post/4dS0dt9F779KwCrPOm7Sq1
・接客サービス詳細「効果の分析」タブの見方
https://support.karte.io/post/17Fj6yNl4UWguEQJfbVTxm
▼接客サービスの振り返りのコツが分かる How to動画(KARTE Academy)
https://academy.karte.io/courses/1875613
よくある質問
Q.検索結果0件のイベントはコンテキストイベント以外の方法はありますか?
A.はい。検索結果が0件の際に、イベントを発火すればよいので、他にも方法はいくつかあります。
一例として、 接客タイプ:スクリプト(ページ上の要素内のテキストをイベント送信)でのイベント発火は以下のイメージです。
- 接客サービス > スクリプト配信 >
ページ上の要素内のテキストをイベント送信
のテンプレートを選択- 例:検索結果0件時に、特定箇所(セレクタ)に「検索結果がありませんでした」が表示
- イベント名:発生させるイベント名(no_search_results)
- フィールド名 :イベントのフィールド内容(text)
- 例:検索結果0件時に、特定箇所(セレクタ)に「検索結果がありませんでした」が表示