ストアの「Usability Scale」テンプレートの利用手順を以下に示します。
この施策は、エンドユーザーからのサイト/アプリ利用体験に関する評価を集めるアンケート施策です。

体験の良い/悪いだけではなく、ウェブユーザビリティ評価スケール(※)を用いて7つの評価因子に分解したレビューを貰い、具体的に改善活動に繋げることができます。

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(※)ウェブユーザビリティ評価スケールとは、富士通社とイード社が共同で開発した、Webユーザビリティを定量的に評価するためのアンケート評価指標です。
引用:https://u-site.jp/usability/web-usability-scale/ 

前提条件

  • ウェブユーザービリティ評価スケールは、7つの評価因子に対して合計21問のアンケートをとり、サイトの現状把握・競合分析・再設計の効果測定などに有効な評価手法です。

  • KARTEではこの7つの評価因子に関する3つの設問を、異なるユーザーに分散配信し、アンケートに容易に回答してもらえるよう、Usability Scaleテンプレートを用意しています。(7つのアクションの配信比率を割り振ることで実現しています)
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  • アンケート結果はローデータを無償でご利用いただけます。

  • 有償レポートで、業界比較やセグメント分析レポートをご利用いただけます。

設定手順

接客シナリオのインストール

  • ストアから「Usability Scale」をインストールします。

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  • 以下の接客がインストールされます。

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接客サービスの設定

  • 配信する対象のページやセグメントを絞り込みたい場合には、接客サービス上で設定してください。
    • 出来るだけ多くの回答数を集めるために、全ユーザーへ配信することを推奨します。
    • 1PV目は除く、購入決済フローは除く、などを推奨します。
  • 配信比率は、10%,15%,15%,15%,15%,15%,15%,の配分となります。(均等に配分はできません)
  • アクション自体は編集しないでください。Javascriptを編集してしまうと正しく集計されなくなってしまうことと、設問文も含めて設計されているため、このままの状態でご利用ください。
  • 有償レポートでは、ウェブユーザービリティ評価をセグメント毎に分析することも可能です。

レポート

  • レポート > その他レポートから、「UsabilityScaleRawレポート」の閲覧・CSVダウンロードが可能です。(KARTEのアンケート結果はアクション単位の集計ができないため、こちらのレポートをご利用ください。)
    • 接客IDは指定できません。UsabilityScaleに関する全ての集計が合算で表示されます。
    • 期間指定は可能です。接客を期間で分けている場合には、期間を指定して出力してください。
  • 有償レポートをご要望の場合には、サポート担当までご連絡ください。

注意事項

このテンプレートを元にカスタマイズしてご利用いただくと、「ウェブユーザービリティ評価」を集計するためのレポートが正しく出力されません。
テンプレートのデザインの使い回しなども含めて、ご遠慮ください。