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概要

こちらは主にカスタマーサポートのシーンでお使いいただけるテンプレートです。

 お電話(コール)でのサポート対応時、お電話相手の方がKARTE上でどのユーザーなのかを判別することはこれまで困難な状態でした。コールトラッキング用のテンプレートを使うことで、ユニークな専用IDをユーザーに付与することができ、そのIDをKARTE上で検索することが可能です。
つまり、お電話越しに専用IDをユーザーから聞いてKARTE管理画面上で検索することで、お電話中にKARTEでのユーザー特定が容易にできるようになります。

はじめる前に

以下の準備が事前に必要になります。

  • コールトラッキングを設置するページやページ上の要素を決めておく必要があります。
  • KARTE Liveとセットで使う場合は別途KARTE Live無償版のインストール、または有償版の契約が必要となります。
埋め込みテンプレートはオプション機能となります。ご契約内容によってはご利用できない場合もあります。
埋め込み版のコールトラッキングテンプレートをご希望の場合は以下の記事の注意事項を確認の上、担当営業にご連絡ください。
https://support.karte.io/post/17NCe21TWgogBlopi3b3SZ

利用の手順

接客サービスの設定

アクション

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  • ストアの接客シナリオからインストールしてご利用ください。

  • 適切なテキスト内容を接客サービス表示時、番号取得ボタン押下後共に設定してください。
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本テンプレート特有の必要な設定は以上です。
対象ユーザーや対象イベントを任意に設定してください。

おすすめと注意事項

表示場所と配信頻度

電話サポートの対象範囲(電話サポートの導線がある/ユーザーが問合せをする可能性があるページ群)では、基本的に本接客サービスが表示されていることが望ましいかと思います。
ページによって接客サービスの表示/非表示が分かれていたり、一度ユーザーが接客サービスを消すとそのセッションではもう表示されない挙動では、サポートを受けたいユーザーにとって活用が難しくなってしまう可能性があるためです。

従って、コールトラッキングのそれぞれのテンプレートでは下記の設定が推奨されます。

  • ポップアップ型: 閲覧体験を阻害しないよう配信場所に十分注意のうえ、アクセス毎の配信で設定
  • 埋め込み型: ページ内の視認性が高いエリアを選択し、アクセス毎の配信で設定

配信開始以降の使い方

本接客サービスでは下記の専用イベントが発生します。

  • call_tracking:
    • 接客サービスのボタンクリック時(デフォルト状態では「番号取得」ボタン押下時)にイベントが発生します。track_idのフィールドで3桁のユニークな値が発行されます。エンドユーザーに表示される3桁のIDと同じものです。

イベントで取得できるIDはLIVE設定画面のコールトラッキング検索(β)の検索でヒットします。
検索方法の詳細はこちらの記事をご確認ください。

実際の活用シーンでは、
お電話越しにユーザーから3桁の番号(track_id)をお伝えいただき、コールトラッキング検索(β)の検索窓でIDを打ち込んで該当のユーザーをKARTEで見つけることができます。

※call_trackingイベントはボタン押下ごとに発生しますが、track_idの値は同じユーザーである限り変わりません(cookieが変わった場合はtrack_idも違う値が発行されます)。

よくある問い合わせ

Q.テンプレートの内容を変更することはできますか?

A.通常の接客テンプレート同様、カスタマイズは可能です。
※カスタマイズについては、サポートサイト ウィジェット 概要をご参考ください。
※カスタマイズに関してはサポート対象外になりますのでご了承ください。