コンバージョンのステップ上で開催のキャンペーン「5,000円で送料無料」との差分金額「あと2,000円購入すると送料無料です!!」といったアップセル施策が可能になります。
- 必要なイベント:閲覧(view)
- 必要な条件:配信する画面上に現在の金額が表示されており取得できること
施策の概要
- 目的:決済画面で現在の金額とキャンペーン条件との差分金額を表示し併売を狙う
- ゴール:CV
- 主なターゲット:キャンペーン対象(送料無料等)ユーザー
- 接客を表示するページ:決済ページ
設定方法
手順1:接客テンプレートの選択
左メニューバーの「すベてのプロダクト > ストア > シナリオストア」 より、「決済する一歩手前でアップセル施策を」というテンプレートを検索窓で検索し、「インストール」をクリックしてください。
左メニューバーの「すベてのプロダクト > Action > 接客サービス一覧」に接客サービスがインストールされます。
手順2:アクションの編集
ポップアップで使う画像、テキスト、リンク先等の設定を行います。
接客サービス編集画面で「編集」ボタンをクリックすると、アクション編集画面に移動することができます。
ここで、以下を参考に設定を行ってください。
▼「決済する一歩手前でアップセル施策を案」アクションを使う場合
画面上に表示されている現在の金額を取得する方法
・アクション設定の「価格チェック」 を選択
- 指定先セレクタ(価格表示部分)
- 画面上に表示されている現在の金額のセレクタを指定します。
- セレクタの指定方法はこちらをご確認ください。
- 置換用正規表現
- 画面上に表示されている金額が日本円の金額表記から不要な文字を削除し、数値の部分を抽出します。
- 例:日本円金額表示"¥1,000円" →数値 "1000"
- 価格の閾値
- 送料無料までの条件を指定します。
- 例:3000円以上で送料無料の場合は、"3000"を指定
- 表示最低価格
- 表示する最低金額を指定します。最低金額に達しない場合には表示しません。
手順3:接客サービスの設定
接客配信の条件を設定します。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって条件はカスタマイズしてください。
※現在ないゴールやセグメントについては、以下の設定例を参考に新規作成してください。
ゴール
- 対象のゴール(購入)を選択
- ※購入イベントが存在している場合のゴール設定条件例
- ゴールタイプ:イベント
- イベントを選択:購入
- ※イベントが存在しない場合のゴール設定条件例
- ゴールタイプ:ページ閲覧
- ページ条件を指定:閲覧ページのパス > 次を含む(部分一致)> 購入完了ページのURL
- ※購入イベントが存在している場合のゴール設定条件例
- 対象のゴール(購入)を選択
対象ユーザー
- 全員
対象イベント
- 配信トリガー
- 閲覧イベントで設定 > 閲覧ページのURL > 次を含む(部分一致) > 購入ページのURL
- ※現在の金額が表示されている必要があります
- 配信トリガー
配信頻度
- アクセス毎
※ゴールの具体的な作成方法は、ゴールの設定方法をご参照ください。
※その他の設定については、施策の意図に応じて設定ください。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって設定条件はカスタマイズしてください。
配信前のチェック
- 未実施グループを設定しましょう
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 「配信率」設定の方法・仕様はこちら
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 公開前にテスト配信をしましょう
- 以下を参考に必ずテスト配信を実施し、接客に問題がないか確認しましょう。
接客効果の振り返り
以下を参考に接客効果の振り返りをしてください。
▼接客サービスの結果確認画面の見方
・アクション別に結果を比較する
・接客サービス詳細「効果の分析」タブの見方
▼接客サービスの振り返りのコツが分かる How to動画(KARTE Academy)
よくある質問
Q.「決済する一歩手前でアップセル施策を」をストアからインストール後、テストプレビューが表示されません。
A.こちらのテンプレートは画面上に表示されている現在の金額を、そのhtmlの要素を指定して、KARTEのアクション内に取り込むものとなっております。こちらで取り込まれた金額と送料無料になる金額の差額を計算し、「あと○円」部分に金額が設定される仕組みとなっております。そのため、金額が計算されていない場合はポップアップが表示されません。