ECサイトで商品を買い物かごへ追加するのは、もっとも重要なアクションです。しかし、商品ページの訴求要素が多くなると、「買い物かご」ボタンがわかりづらくなります。 「買い物かごへ」アイコンを設置しページのどこを見ていてもユーザーが買いたいと思ったタイミングで買い物かごに追加できるようにしましょう。
- 必要なイベント:閲覧(view)/購入(buy)※
※ゴール設定に使用する想定で記載しています。購入(buy)イベントが取得できていない場合は「購入完了ページの閲覧」をゴールに使用するでもOKですので、サイトに合わせて設定してください。
施策の概要
- 目的:買い物カゴへのスクロールナビを常に表示して購入促進
- ゴール:購入
- 主なターゲット:商品ページ閲覧者
- 接客を表示するページ:商品詳細ページ
設定方法
手順1:接客テンプレートの選択
左メニューバーの「すベてのプロダクト > ストア > シナリオストア」 より、「買い物かごをスクロールナビ表示いつでも買い物かご追加」というテンプレートを検索窓で検索し、「インストール」をクリックしてください。
左メニューバーの「すベてのプロダクト > Action > 接客サービス一覧」に接客サービスがインストールされます。
手順2:アクションの編集
ポップアップで使う画像、テキスト、リンク先等の設定を行います。
接客サービス編集画面で「編集」ボタンをクリックすると、アクション編集画面に移動することができます。
ここで、以下を参考に設定を行ってください。
▼「買い物かごアイコン」押下時の移動場所の設定
- 押下時の移動は、「ページの上からのpx」で指定します。
基本的なアクションの編集方法の詳細については、こちらをご覧ください。
手順3:接客サービスの設定
接客配信の条件を設定します。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって条件はカスタマイズしてください。
※現在ないゴールやセグメントについては、以下の設定例を参考に新規作成してください。
ゴール
- 対象のゴール(購入)を選択
- ※購入イベントが存在している場合のゴール設定条件例
- ゴールタイプ:イベント
- イベントを選択:購入
- ※イベントが存在しない場合のゴール設定条件例
- ゴールタイプ:ページ閲覧
- ページ条件を指定:閲覧ページのパス > 次を含む(部分一致)> 購入完了ページのURL
- ※購入イベントが存在している場合のゴール設定条件例
- 対象のゴール(購入)を選択
対象ユーザー
- 全員
対象イベント
- 配信トリガー
- 閲覧イベントで設定 > 閲覧ページのURL > 次を含む(部分一致) > 商品詳細ページのURL
- 配信トリガー
配信頻度
- ユーザー毎
※ゴールの具体的な作成方法は、ゴールの設定方法をご参照ください。
※その他の設定については、施策の意図に応じて設定ください。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって設定条件はカスタマイズしてください。
配信前のチェック
- 未実施グループを設定しましょう
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 「配信率」設定の方法・仕様はこちら
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 公開前にテスト配信をしましょう
- 以下を参考に必ずテスト配信を実施し、接客に問題がないか確認しましょう。
接客効果の振り返り
以下を参考に接客効果の振り返りをしてください。
▼接客サービスの結果確認画面の見方
・アクション別に結果を比較する
・接客サービス詳細「効果の分析」タブの見方
▼接客サービスの振り返りのコツが分かる How to動画(KARTE Academy)