特定のフロー(入金手続き、購入や会員登録ステップ)が複雑な場合には、ステップをシンプルに3つほどに纏めてお伝えすることが効果的です。 ユーザーは、事前に全体の流れを把握した上で手続きを行なうことにより、ある程度ストレス軽減することができます。
- 必要なイベント:閲覧(view)、個人情報(identify)、申込み(apply)
施策の概要
- 目的:特定フローを簡易に伝え登録を促す
- ゴール:口座開設
- 主なターゲット:口座開設画面ページでの長期滞在者
- 接客を表示するページ:口座開設画面ページ
はじめる前に
本施策には閲覧(view)イベント以外に、以下のカスタムイベントが必要になります。
左メニューバーの「すベてのプロダクト > Insight > イベント」で現在取得している情報を確認してみてください。
- イベント名
- 個人情報(identify) ※1
- 申込み(apply)※2
- フィールド名
- 特に指定なし
※1 口座登録をしていることが判定ができるイベントであれば、個人情報(identify)イベントでなくても問題ありません。
※2「口座開設」を意味するイベントであれば、申込み(apply)イベントでなくても問題ありません。
設定方法
手順1:接客テンプレートの選択
左メニューバーの「すベてのプロダクト > ストア > シナリオストア」 より、「口座開設者に入金完了までのステップをご案内」というテンプレートを検索窓で検索し、「インストール」をクリックしてください。
左メニューバーの「すベてのプロダクト > Action > 接客サービス一覧」に接客サービスがインストールされます。
はじめる前に
本施策には閲覧(view)イベント以外に、以下のカスタムイベントが必要になります。
左メニューバーの「すベてのプロダクト > Insight > イベント」で現在取得している情報を確認してみてください。
- イベント名
- 個人情報(identify) ※1
- 申込み(apply)※2
- フィールド名
- 特に指定なし
※1 口座登録をしていることが判定ができるイベントであれば、個人情報(identify)イベントでなくても問題ありません。
※2「口座開設」を意味するイベントであれば、申込み(apply)イベントでなくても問題ありません。
手順2:アクションの編集
ポップアップで使う画像、テキスト、リンク先等の設定を行います。
接客サービス編集画面で「編集」ボタンをクリックすると、アクション編集画面に移動することができます。
ここで、以下を参考に設定を行ってください。
▼口座開設のステップ等のコンテンツ設定
- ベーシック > アクション設定より設定します
- 各種画像等の準備はあらかじめ必要となります
▼ページの閲覧時間によるポップアップの表示設定
今回の場合、ポップアップを表示させたいページ(申し込みページ、問い合わせページ)に一定時間滞在しているユーザーにだけポップアップを表示するために、以下の設定をしてください。
・アクション設定の「表示設定 > 表示・非表示タイミング > 時間で制御」を選択
・「表示までの時間」の「時間による表示を有効化」にチェックを入れて、任意の秒数(=ポップアップを表示させるタイミング)を入力
基本的なアクションの編集方法の詳細については、こちらをご覧ください。
手順3:接客サービスの設定
接客配信の条件を設定します。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって条件はカスタマイズしてください。
※現在ないゴールやセグメントについては、以下の設定例を参考に新規作成してください。
ゴール
- 申込み(apply)
- 申し込みのゴール設定条件例
- ゴールタイプ:イベント
- イベントを選択:申し込み
- ※ 「口座開設」を意味するイベントがあればそちらでも問題ありません。
- 申込み(apply)
対象ユーザー
- ディメンションを追加で、「ビジターのみ」を選択
- ※ビジターのみにすることでKARTE計測前に口座開設をした人(=メンバー)を除外することができます
- セグメントを追加で、以下で作成すうセグメント(口座開設済みユーザー)を選択し、「次を除く」の指定で除外
- 口座開設済みユーザー:すべての期間 > 申込み > 送信日時 > 最新の値 > 存在する
- ディメンションを追加で、「ビジターのみ」を選択
対象イベント
- 配信トリガー
- 閲覧イベントで設定 > 閲覧ページのURL > 次に等しい(完全一致) > 口座開設ページのURL
- 配信トリガー
配信頻度
- ユーザー毎(推奨)、または、セッション毎
※ゴールの具体的な作成方法は、ゴールの設定方法をご参照ください。
※その他の設定については、施策の意図に応じて設定ください。
※推奨の設定条件を記載しておりますが、施策の目的やサイトの仕様によって設定条件はカスタマイズしてください。
配信前のチェック
- 未実施グループを設定しましょう
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 「配信率」設定の方法・仕様はこちら
- 接客の効果を測るために、一定の割合で未実施グループを設定することを推奨しています。
- 公開前にテスト配信をしましょう
- 以下を参考に必ずテスト配信を実施し、接客に問題がないか確認しましょう。
接客効果の振り返り
以下を参考に接客効果の振り返りをしてください。
▼接客サービスの結果確認画面の見方
・アクション別に結果を比較する
・接客サービス詳細「効果の分析」タブの見方
▼接客サービスの振り返りのコツが分かる How to動画(KARTE Academy)