ストアの「直近の閲覧アイテムやページをリストで一覧表示」の設定手順を以下に示します。
サイト上に簡単に閲覧履歴機能を導入することができます。
スクリプト配信用のテンプレートと閲覧履歴表示用のテンプレートをセットでご利用いただく方法を以下にご案内致します。
利用の前提条件
Open Graph protocol用に指定されているページ上の
og:url
,og:title
,og:image
を利用しますこれらをページ上に出力していないサイトでの利用はできません
テンプレートと設定方法
注意: 2つのテンプレートをそれぞれ設定し、配信する必要があります。
①Webサイト上の閲覧ページ情報を取得するスクリプトテンプレート
このテンプレートを使い、接客サービスを作成し、公開します。
- 配信対象ユーザー: 全てのユーザー
- 配信対象ページ: 商品詳細ページ(上記情報がHTML上から取得できるページ)
- 公開頻度: アクセス毎
テンプレートの仕様
- スクリプトが配信されたページの
og:url
、og:title
、og:image
を取得し、以下のような形式の_recent_items
イベントをKARTEに送信します。
{
_recent_items: {
title: String
image: String
url: Srtring
}
}
ユーザーが商品詳細ページを閲覧する都度、スクリプトがサイトへ配信され、ユーザーが閲覧した商品の情報をKARTEに送信し、KARTEではその直近30件までのデータをユーザーに紐づけて保管します。
アイテムページ以外に配信した場合、そのページのog情報も取得してしまいますのでご注意ください。
②過去に閲覧したアイテムの直近30件を表示するテンプレート
このテンプレートを使い、接客サービスを作成し、公開します。
- カートや決済ページなど、不必要なページ以外は全ページで配信をすることを推奨致します。
- 基本的には常にサイトに常駐する形で「アクセス毎」で配信することを推奨いたします。
テンプレートの仕様
- 最小化された状態でアイコンが表示され、アイコンをタップすると閲覧したアイテム一覧が表示されます
- お気に入りのアイテム件数が増えてくると、表示領域がスクロール可能になります
テンプレートの表示カスタマイズ
※ アクションのカスタマイズに関してはサポート対象外となります。以下の設定は自社の責任でご利用ください。
Scriptのカスタマイズをすることによって、下記のように、表示するタイトルを文字数で丸めて表示することも可能です。
【カスタマイズ画面-Script】
const MAX_TITLE_LENGTH = 10;
for (i = 0; i < metas.length; i++) {
if (metas[i].attributes["property"]) {
if (metas[i].attributes["property"].value == "og:url") {
url = metas[i].content;
}
if (metas[i].attributes["property"].value == "og:title") {
title = metas[i].content;
if (title.length > MAX_TITLE_LENGTH){
title = title.substr(0, MAX_TITLE_LENGTH) + '...';
}
}
if (metas[i].attributes["property"].value == "og:image") {
image = metas[i].content;
}
}
}
テンプレートの配信イメージ
最小化時
最大化時
(オプション)閲覧ページ情報をCSSセレクタ指定で取得
こちらの利用は、Open Graph protocolを利用していないサイトを想定したものとなります。上記手順の「①Webサイト上の閲覧ページ情報を取得するスクリプトテンプレート」に代わりとなるオプション機能です。両方利用することは取得データの重複を招くためご利用できません。
テンプレート取得方法
ストアよりインストールすると、「直近の閲覧アイテムやページを一覧表示_スクリプト配信用」の中に、テンプレート「(オプション)CSSセレクタ」が含まれてダウンロードだされます。
スクリプトテンプレート
- 上記テンプレートを利用することで、CSSセレクタ指定で要素(画像及びタイトル)を取得できます。
設定内容
- titleとして取得したいCSSセレクタ
- タイトルとして取得する要素を指定してください
- 画像として取得したいCSSセレクタ
- 画像として取得する要素を指定してください
※その他の設定に関しては、「①Webサイト上の閲覧ページ情報を取得するスクリプトテンプレート」に従いご利用ください